*WALL CLOCK*

観劇 ピアフ
大竹しのぶさんの「ピアフ」を観に行った。

今回は再演なのだけど、前回の初演の時にワイドショーで取り上げられていて
ぜひ観てみたいと思ったけど、案の定チケットは完売でどうしようもなかった。

今回、再演されることをたまたま生協のチラシで見て
応募者多数で抽選になるのだろうけど、応募してみることにしたものだけど
運よくそれが当たったようでチケットが送られてきた。

最近抽選に外れることが多くてあまり期待していなかったのだけど
当たるという感覚を実感した気がする。

シアタークリエはいつもよく行く東京宝塚劇場や日生劇場
日比谷シャンテのすぐ近くだった。
いつも素通りしていたからよくわからなかったけど
あまりの近さにびっくりした。

ハコ自体は小さめな劇場だけど、客席はびっしり。
今回は貸切なので生協枠だけ?あと、他にもあるのかな。

お席はとてもよかった。
前から4列めのほぼ真ん中。ありがとう、生協さん。

開演から休憩まで息つく暇もなく、信じられないくらい台詞が多い。
早口だけどしっかりした意思の強いピアフの感情が
台詞に憑依しているような感覚。
そこにピアフはいる。
大竹さんにピアフがのりうつってるんじゃないか、とまで
思うくらいの迫力のある演技は圧倒され続けた。

休憩が入った瞬間、ため息がでる。
それまで呼吸をするのを忘れていたんじゃないかとさえ思うくらい
深い息を吐いた。
これまで何度も舞台は観てきたけど、こんな感覚で観た舞台は
ないんじゃないだろうか。

2幕も壮絶なピアフの生き様を大竹さんは舞台の上で必死で生きていた。
衣装もメイクもほとんど変えないまま、彼女は年齢さえも演じていて
ラストの「水に流して」は、涙が止まらなかった。

その涙の意味として、ストーリー上としてピアフが亡くなった事の悲しみという
それではなく、鳥肌がたつくらい感動していた。
ピアフが生きて目の前にいたこと
ピアフの人生、ピアフの歌に対する情熱、言葉にすると陳腐でしかないくらい
凄まじい生き方に。

そして、大竹しのぶに。

きっと一生忘れない。
この舞台に出会えたことに感謝します。




http://www.tohostage.com/piaf/index.html
|観劇、コンサート。 | - | -
渡辺香津美 ライブ
こちらも年末からのノロウィルス騒ぎでバタバタして
予約が出来なかったライブ。

旦那が渡辺香津美のファンで、行きたいと行ってたけど
予約してチケットをとってしまうのがまだ不安な状態だったので
当日申込した。

ギターとベースのセッションだったけど
さすがにギターテクはすごい。
この人のCDも、もうほんとに沢山聞かさせていたけど
生のギターは感動する。

帰ってギター弾きたくなった。
とは言っても何十年も弾いてないからひ弾けるわけないけどね(笑)

旦那も長男も次男もギターはするし
特に長男は大学の時はバンドもやっていたので
ちょっとした本格派ギタリスト。
長男がいれば、喜んだろうになぁ。


帰りにばーみやんで遅い夕食。
食べたのは、野菜たっぷりタンメン(笑)
|観劇、コンサート。 | - | -